常盤平西窪町                 ホーム

松戸市の東部に位置し、松戸駅を基点に走る新京成線が市東部で半円を描くように大きくカーブする部分に位置する。

地区の大部分は新京成線線路の南側に位置する。地区の南部を千葉県道281号松戸鎌ヶ谷線が東西に走る。隣接する町域は、北および東は金ヶ作、南は五香西、牧の原及び日暮、西は千駄堀である。

地域の最寄駅は新京成線八柱駅、及びJR武蔵野線新八柱駅である。

常盤平団地の造成に伴って成立した地名で、1970年に成立した。(常盤平一〜七丁目は1962年)

それ以前は金ケ作(かねがさく)に属していた。

常盤平西窪町・常盤平柳町・常盤平陣屋前・常盤平双葉町などは、近年の八柱駅周辺の開発により人口が増え、町会が分割されるなどしている。常盤平松葉町は公園、体育館、下水処理場などがあるのみで、人家はない。

世帯数

総数

H10.12.1

793

2,164

1,085

1,079

H11.12.1

788

2,141

1,087

1,054

H12.12.1

796

2,159

1,098

1,061

H13.1.1

820

2,178

1,110

1,068

H14.1.1

805

2,120

1,084

1,036

H15.1.1

826

2,131

1,081

1,050

H16.1.1

826

2,128

1,086

1,042

H17.1.1

832

2,110

1,068

1,042

H19.1.1

820

1,985

996

989

H20.1.1

843

2,007

1,005

1,002

H21.1.1

852

1,983

1,008

975

H22.1.1

850

2,004

1,009

995

H23.1.1

856

1,994

1,004

990

 

宗教 :インマヌエル松戸キリスト教会(イムマヌエル綜合伝道団)(常盤平西窪町)

 

歴史

 松戸市域は、江戸時代の広大な小金牧の中心地・中野牧にあたる。野馬管理面でも重要な役割を果し、金ヶ作には馬匹改良の陣屋が置かれ、本土寺周辺には小金牧佐倉牧の野馬奉行所が設けられた。

中野牧は小金5牧の中心地
 常盤平に馬匹改良役所が

 中野牧は現在の常盤平団地を中心に五香六実、松飛台、初富(鎌ケ谷市)、高塚新田に及んだ。特に幕府は中野牧・下野牧産の馬を重視して「金ヶ作役所」(陣屋)を設け、馬匹(ばひつ)改良を促進した。この陣屋が常盤平さくら通りの八柱入口付近にあったので辺りを「陣屋前(じんやまえ)」と呼んだ。

 常盤平の前身「金ヶ作(かねがさく)」は江戸時代以降の村名である。作は柵や土手を意味し、御囲場(おかこいば)とも呼ばれて周囲を野馬除土手が囲んでいたという。その名残が常盤平6丁目にある。

 「野馬捕り」は毎年1回実施し、捕獲した野馬には焼印をおし、軍馬・農耕馬・病気の馬・放牧継続の馬に選別した。野馬捕りは20日間ほどかかり、勢子たちへの手当は1日米7合〜1升だった。また遠来の見物人で松戸宿が満員になったという。

 野馬奉行所は奉行・綿貫夏右衛門(世襲)の邸宅で、現在は北小金駅前に末裔の綿貫正治邸がある。幸谷観音の「野馬捕り絵馬」は市文化財だが明治時代に同家が奉納した。

「常盤平(ときわだいら)」「牧の原」「野菊野」は団地名公募で地名になった。

鉄道連隊軍用線 津田沼-松戸間

 千葉県にだけ置かれた鉄道連隊は県内各地に軍用線を敷設した。明治44年(1911年)に第一連隊のある千葉から第二連隊のある津田沼迄が完成。更に、松戸にあった陸軍工兵学校(大正8年11月に創設)迄延長された。もともと千葉から松戸までの45kmが1運転区として編成されていた。 
 津田沼-松戸間の26.2kmのうち、八栄村滝付近までは昭和4年頃に完成、全線開通は昭和7年(1932年)になってからである。

大正13年(1924年)、工兵学校から八柱演習場までの軽便路線を工兵学校が敷設した。鉄道連隊は機関車、貨車で資材、機材を運んでいたが、工兵学校はトロッコで運搬した。
 カーブが多いのは千葉-津田沼間同様、規定の距離を確保するためである。軍隊の鉄道であるが、平時には一般住民を無料で乗せ、事前に申し込めば荷物の輸送も行った。ただし、しばしば発生する転覆事故に対しては「軍事上支障なき範囲に於て乗車は黙認すべきも生命財産は保証せず」の掲示があった。

戦局が悪化するにつれ、両連隊からは人も汽車、貨車も資材も戦場へ狩り出され、そのまま放置された。戦後になっても放置されたままだった鉄道連隊軍用線の跡は、西武鉄道との獲得合戦に勝った京成電鉄が新京成電鉄という子会社を設立し、旅客営業を始めることとなる。

現在の跡地を歩く

鉄道連隊の津田沼-松戸間の大半は、現在も新京成線として使用されています。しかし、新京成線は鉄道連隊時代の路線をソックリそのまま使用しているのではありません。鉄道連隊時代は演習線だったために、規定された距離を確保せねばならず、大きく蛇行する非常にカーブの多いルートをとっていました。これを新京成線として生まれ変わる際に、いくつかの蛇行ルートが直線でショートカットされました。この部分が廃線跡です。また、松戸の陸軍工兵学校から矢切までの間は、新京成線に移行せず廃止されています。

新京成が最も大胆にショートカットを行なったのは、二和向台-初富間です。

二和向台-初富間以外でも、元山駅周辺、五香-常盤平間、常盤平-八柱間、みのり台付近から松戸新田付近で小規模なショートカットが行われています。

常盤平-八柱間では、現在線より西側のルートをとっており、京葉ガスのガスタンク、21世紀の森のホール付近の空地が廃線跡の空地となり、名残りをとどめています。

上本郷駅から松戸駅までの間は新京成線のオリジナル路線です。鉄道連隊演習線は上本郷駅から直進し、陸軍工兵学校のあった現在の聖徳大学、松戸中央公園に向かっていました。

店舗・役所等(抜粋)

まつど陶板浴 
今西崇雄税理士事務所 
テクノハウス久我 
インマヌエル松戸キリスト教会 
秀虎 
ゆりの木訪問介護事業所 
とり藤 
河上歯科医院 
歌族 
税理士寺田昭男事務所 
フラワーショップOHANA 
わくい商店 
風の子放課後児童クラブ 
広沢モータース 
エコ・ファミリー 
安達自動車 
松戸西窪郵便局 
三誠建設 
レスポール美容室 
早稲田育英ゼミナール常盤平教室 
池亀小児科医院 
黒林タイヤ 
東急アメニックス 松戸店 
京都ホーム 
ドミノピザ八柱店 
大栄設計事務所 
ペットサロンチコ 
スマイル薬局3号店 
文家 
松戸市立 常盤平第三小学校 
ディ・マーレ 
花輪医院 
三和工芸 
ファミリーハート介護センター 
児童福祉館 
高田誠ボウリングプロショップ 
松戸市役所 常盤平保育所 
リフォームハウス 
安蒜整骨ハリ灸治療院 
安蒜柔道場 
松戸市中央ゲートボール場 
くすの木 
野本歯科医院 
小島貞雄土地家屋調査士事務所