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○割れた基礎を特殊な接着剤で接着すればその部分は既存基礎より強い?

 非常に紛らわしい表現で、割れた基礎に接着剤を注入する工法を推奨している業者があります。

 上の文章は在る意味正しいです。弱くなった基礎より新たに接着した部分のほうが強いのです。

 しかし間違ってはいけないのは、他の部分はまったく強くなっていないという点です。

 ですから割れた補修にはなるかもしれませんが、補強にはまったくなっていません。この工法はある程度強度がある鉄筋の入っている基礎にヒビが入ってしまって、このままだと雨水等の侵入で劣化が早まってしまうの脅威を解消するための手段です。

 弱い基礎の割れを接着剤注入で強く出来ると思ったら大間違いです。


○この金物を取り付ければ安心!と高価な金物を取り付けることを提案されました。これで安心です?

 木造住宅の場合、金物だけで耐震性が改善することは、まずありえません。手抜き工事で金物を取り付けていない、などという場合もありますが。

 基本的に壁を増やすことによって耐震性は増します。

 特に大した診断もせず、金物取り付けを提案する業者は控えたほうが賢明です。

 金物は壁(耐震壁、耐力壁)を取り付けたあとに適切なものを選択して取り付けます。




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