戻る ▲トップページ

*3月*
March:ローマの軍神マルス(Mars)の誕生月を称えた「マルスの月(Martius)」から
【異称】弥生(やよい)
「やよい」は「いやおい」で、すべての草木が春の陽気に恵まれて生い育つという意味。
その他には花月、桃月、桜月、禊(ミソギ)月、夢見月などがある。

【誕生石】アクアマリン  沈着・勇敢
アクアマリンはベリル(緑柱石)のグループに属します。水夫のお守りとして有名です。
ダークブルーが最も評価され、多数の成長線があるものは、キャッツアイ効果や6条スターのアステリズムを持つケースもあります。

【草木花】紅梅、春蘭、ひな菊、沈丁花、アカシヤ、スイートピー

【青果】京菜、からし菜、えんどう、夏みかん、新じゃがいも

【旬魚】わかさぎ、はぜ、めじまぐろ、いいだこ、あわび

【時候の挨拶】早春、浅春、春暖、春色、春雪、解氷、春雨、麗日、桃の節句、春分、春の彼岸、卒業


二十四節気・雑節等  3/1頃
上弦
半月。月と太陽の黄経差が90°となる日。

啓蟄 (けいちつ)  3/6頃
二月節
太陽視黄経 345 度
陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也(暦便覧)
啓蟄は冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃という意味。
実際に虫が活動を始めるのはもう少し先。柳の若芽が芽吹き蕗のとうの花が咲く頃である。
二十四節気の1つ。
毎年3月6日ごろ。
および、この日から春分までの期間。
太陽黄経が345度のときで、大地が暖まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ。
二月節。
柳の若芽が芽吹き、ふきのとうの花が咲く頃。
啓蟄のことを日本以外の漢字文化圏の国では驚蟄と書く。
また日本でもそう書く場合がある。

漢字文化圏(かんじぶんかけん)
「文化圏」概念の一つ。
漢字に代表される漢文化(中国文化)を使用しているか、過去に使用していた地域のことであり、漢字の他に漢文や儒教などに由来する文化を共有している。
もとは漢文化圏という言葉であったが、後に漢字文化圏に改められた。
現在の地域区分で言うと「東アジア」と重なる部分が大きく、現存国家の中では、中国、ベトナム、南北朝鮮、日本などがここに含まれる。

漢文(かんぶん)
中国古来の文語体の文章。または、日本語の古典的な文章語の文章のうち、漢字だけで書かれたもの。

遊園地の日(東日本)(3月第2日曜日)

春彼岸入(はるひがんいり)3/17頃
彼岸(ひがん)とは雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のこと。
また、この期間に行われる仏事を「彼岸会(ひがんえ)」といいます。暦の上では最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」なお、地方によっては最後の日を「はしりくち」という地方もあり、先祖の霊を敬い墓参りをする風習がある。
春分の日を挟む7日間が春の彼岸。
地方によって若干の違いはありますが、先祖を供養し、ぼた餅おはぎ、お団子や海苔巻き、いなり寿司などを仏壇に供えます。

彼岸会(ひがんえ)
彼岸の七日間に行われる春秋二度の仏事。
現在も墓参などが広く行われています。これは、日本独自の習俗が仏教と結びついたものと考えられています。

ぼた餅・おはぎ
あずきは古くから邪気を払う効果がある食べ物として食べられており、それが先祖の供養と結びついたと言われています。
どちらも餅米とアンコで作られた同じ食べ物です。
しかし食べる時期が異なる為、それぞれの季節の花を意識して名前が変えられています。
春の彼岸にお供えする場合は「牡丹餅」と書き、一般的にはこしあんを使用します。
一方、秋にお供えする場合は萩(はぎ)の花を意識して「お萩」と呼ばれ、あんは粒あんを使用します。

春分 (しゅんぶん) 3/21頃
二月中 二至二分  (如月:きさらぎ)
太陽視黄経 0 度
日天の中を行て昼夜等分の時也(暦便覧)
この日をはさんで前後7日間が彼岸。
花冷えや寒の戻りがあるので暖かいと言っても油断は禁物。
昼夜の長さがほぼ同じ頃であり、この後は昼の時間が長くなって行く。

日本の国民の祝日の一つ。
1948年公布・施行の国民の祝日に関する法律(祝日法)によって制定された。
祝日法では「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨としている。
1947年までは、春季皇霊祭という祭日だった。

二十四節気の1つ。毎年3月21日ごろ。
二月中気。および、この日から清明までの期間。
天文学では、太陽が春分点を通過した瞬間、すなわち太陽の視黄経が0度となった瞬間を春分と定義する。
春分では昼夜の長さがほぼ同じになるといわれますが、実際には、昼の方が夜よりも長いのです。年による差もありますが、日本付近では、平均すれば昼が夜よりも約14分長いそうです。
ちなみに、昔のヨーロッパではこの日を一年の始まりと考えていたそうです。

始年
昭和23年(1948年)、二十四節気に左右される移動祝日。

春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)
明治11年(1878年)にそれまでの歴代天皇や主たる皇族の忌日を春と秋に纏め奉祀したものである。
現在は「国民の祝日に関する法律」によりそれぞれ春分の日・秋分の日となっている。
もともとこの日に最も近い戊の日は、社日として氏子が氏神たる神社に参詣し、春は五穀豊穣を祈り、秋は実りある収穫に感謝する習わしがあった。
古代中国では祖廟を祀る日であった。

春分点(しゅんぶんてん)
黄道と天の赤道との2つの交点(分点)のうち、黄道が南から北へ交わる方の点(昇交点)のこと。
この点が赤経0度かつ黄経0度であり、この点を太陽が通過する瞬間が春分となる。
春分点は黄道座標や赤道座標の原点である。
天球上における春分点の位置は、地球の歳差によって西向きに移動する。
その周期は25800年。

春彼岸明(はるひがんあけ) 3/23頃
彼岸(ひがん)とは雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のこと。

上巳の節句(旧暦)3/24頃
旧暦の三月三日。
桃の節句、ひな祭りとも言われる。新暦で祝われる地域が増えてきているが、旧暦日で祝う地域も多い。


で〜〜〜す。よろしく(^ー゚)ノ




▲このページの先頭へ戻る
 戻る ▲トップページ